発表会で借りた貸衣装のドレス

子供が初めてのピアノの発表会!子供のピアノの先生は、非常に発表会を重要視している先生でした。

もちろん、ピアノのレッスンは通常の時より数倍厳しくなります。
我が家では、先生に家庭教師でレッスンに来ていただいていたので、ピアノの部屋からの、先生の意気込みがわかりました。
そして、もうひとつは、発表会の衣装は、発表会らしくしてほしいという先生の希望でした。
なんせ、生まれて初めて人さまの前で曲を演奏するので、私自身も曲のイメージを考えて、衣装を考えていました。
デパートに行ってもなかなか思うようなドレスがなく困っていました。

そんな時、行きつけのブティックの店員さんが、近くに子供の衣装専門の貸衣装屋さんがあることを、教えて下さいました。
子供の服を借りるなんて考えてもいなかった私には、ちょっとばかり敷居が高かったような記憶があります。
勇気(笑)をふりしぼって入ったお店は、とてもきれいな店舗でした。

娘は、4歳でしたがその頃は、背の低い小さな子供でしたから、確か、3歳ぐらいのドレスをお借りしました。
薄いすみれ色のティアードのふわふわドレスでした。
袖はパフスリーブで、お花のようなドレスです。
ついでに靴もお借りしました。
ドレスに合う靴もあるので、お借りした方が経済的ですよね。

特に靴は、このような時はエナメルの靴が正式な感じがします。
エナメルの靴は、あまり通常は履かないので・・・・・。

もうひとつお借りしたのが、アクセサリーです。
確か、チョーカーでした。
ネックレスとも思ったのですが、銀色のアクセサリーは、少し重厚過ぎるような感じがしましたので、小花のついた物にした記憶があります。

貸衣装の良い所は、ドレスを着てすべての物のコーディネートが完成することです。
失敗することなく色々と決めることが出来ます。

今は、たくさんのこのようなお店がありますが、あの頃は、なかなか子供の衣装はありませんでしたね。
特にドレスが、多く揃ったお店がありませんでしたからね。

お値段は、すべて含めて15,000円ぐらいでした。
2泊3日のお値段です。
これが高いか安いかは、今となってはわかりませんが、娘が衣装をお借りしたのはこれで最後になりました。

その後、何度か発表会がありましたが、デパートで購入しました。
しかし、レンタル衣装はお手頃値段でドレスを着ることができますので、お財布に優しい感じはします。

購入した洋服は一度着ただけで、今ではクローゼットで眠っています。子供なので成長するし1年前のと思っても10センチ以上も背が伸びたりしてサイズアウト!買うのはもったいない。そう思いました。

買った衣装は保管にも困るし、捨てるのもためらってしまいます。娘の子供が産まれたら・・・と考えてしまったり。
最近はその洋服を見るたびに、貸衣装にすれば良かったなと後悔をしています。

以前にテレビで学生服をミニチュア版にして保管していると言っていた主婦の方がみえたので、娘の衣装もミニチュア版にしてもらって保管するというのも良い考えだなと思っています。